使い続けたパイプの整理棚
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京都駅前に有ったデパートで購入したものですが、何気なくウィンドウを見てるとマウスピースに銀の三本線が入ったギルドホール(だったと思う)が目にとまりました。 驚いたことにその値札が17k円! その隣の目立たないパイプを見ると7k円(7.5kだったかも?)・・でもそのマウスピースには“C”のマークが・・。
当時すでに“C”マークは木埋めの無いコモイの正規品で、銀三本線はコモイのセカンドラインだということは知っていましたから、アレレレ?と思ったわけです。
おそらく店員さんが値札を取り違えたんだと思い、両方を見せてもらいました。
ギルドの方はコモイらしい黒く木目の浮き出た仕上げで、銀三本線とも相まって押し出しが強いんですね・・今でも人気が有る(もちろん中古市場ですが)パイプであることも頷けます。 それに対し、このロンドンプライドは明るい木地にややオレンジっぽい木目が浮遊するようなナチュラル仕上げで、美しくはありますが目立たない・・値札を間違えるのも有り得るなぁと思いつつ・・購入の決定打はこのオシャレ過ぎるとも思える優美なウッドストック(コモイではズールとは言わない)シェイプ。
え〜・・もちろん7k円です(笑
でも購入時には、このロンドンプライドがブルーリバンドに次ぐクラスのパイプだとは知らず、後々買っといて良かったな〜と思うことになります。
まさに一期一会であります。
今では最初のナチュラル仕上げが分かるのはシャンクの端っこのほうだけです。
こんなに飴色に色づいてしまいました。 丁寧に使ってるので汚れではありません・・たぶん。
内外の仕上げは丁寧で、流石コモイ。 ブライアは触った感じや吸った感じから、多孔質で柔らかいように思います。 実際、傷も付きやすいです・・復元力も強いですが。 コモイはアルジェリアンを使ってたということですが、その木質のせいか、キュアリングと言われるブライアの下処理のせいかは私には分かりません。
問題点も有ります。 ビットは薄く銜えやすいんですが、数年後にピキッという感触とともに小さなヒビが裏に入ってしまいました。 見た目は全然分からないのですが、小指の爪で押すとペコッと凹みます。 それ以来ガッチリ銜えることはしなくなりました。 それからボウル表面のグレインに沿うように2〜3mmのヒビのような線が有ります(上の3連続画像の左に見えるキズではありません) これはほんとによ〜く見ないと分からないので、検品の時にも見落とされたんでしょう。 現在までなんの変化もありませんので問題はないようですが。
お気に入りはこのテノンですね。 アルミチューブが埋め込まれ曲線的な処理が付され、ちょっと独特な感じです。
何も考えず、又は何かを一生懸命考えながらパイプを銜えるのが常ですので、その味わいについて書くとなると・・難しいですね〜。 このパイプは・・なんと言えばよいか? 一歩深い・・例えて言うと刺身を食べていて“あ?なんかこれ海の味が・・”とでも言うような、ジワッとした滋味あふれる煙を与えてくれます。 でも、初めは前傾しているボウルに不慣れで吸いにくく苦労した記憶があります。 ジョンコットンズのNo.1とかキャプスタンをよく吸いましたね・・。
英国パイプはこうでなくっちゃ!と思わせる取って置きの一本です。
当時すでに“C”マークは木埋めの無いコモイの正規品で、銀三本線はコモイのセカンドラインだということは知っていましたから、アレレレ?と思ったわけです。
おそらく店員さんが値札を取り違えたんだと思い、両方を見せてもらいました。
ギルドの方はコモイらしい黒く木目の浮き出た仕上げで、銀三本線とも相まって押し出しが強いんですね・・今でも人気が有る(もちろん中古市場ですが)パイプであることも頷けます。 それに対し、このロンドンプライドは明るい木地にややオレンジっぽい木目が浮遊するようなナチュラル仕上げで、美しくはありますが目立たない・・値札を間違えるのも有り得るなぁと思いつつ・・購入の決定打はこのオシャレ過ぎるとも思える優美なウッドストック(コモイではズールとは言わない)シェイプ。
え〜・・もちろん7k円です(笑
でも購入時には、このロンドンプライドがブルーリバンドに次ぐクラスのパイプだとは知らず、後々買っといて良かったな〜と思うことになります。
まさに一期一会であります。
今では最初のナチュラル仕上げが分かるのはシャンクの端っこのほうだけです。
こんなに飴色に色づいてしまいました。 丁寧に使ってるので汚れではありません・・たぶん。
内外の仕上げは丁寧で、流石コモイ。 ブライアは触った感じや吸った感じから、多孔質で柔らかいように思います。 実際、傷も付きやすいです・・復元力も強いですが。 コモイはアルジェリアンを使ってたということですが、その木質のせいか、キュアリングと言われるブライアの下処理のせいかは私には分かりません。
問題点も有ります。 ビットは薄く銜えやすいんですが、数年後にピキッという感触とともに小さなヒビが裏に入ってしまいました。 見た目は全然分からないのですが、小指の爪で押すとペコッと凹みます。 それ以来ガッチリ銜えることはしなくなりました。 それからボウル表面のグレインに沿うように2〜3mmのヒビのような線が有ります(上の3連続画像の左に見えるキズではありません) これはほんとによ〜く見ないと分からないので、検品の時にも見落とされたんでしょう。 現在までなんの変化もありませんので問題はないようですが。
お気に入りはこのテノンですね。 アルミチューブが埋め込まれ曲線的な処理が付され、ちょっと独特な感じです。
何も考えず、又は何かを一生懸命考えながらパイプを銜えるのが常ですので、その味わいについて書くとなると・・難しいですね〜。 このパイプは・・なんと言えばよいか? 一歩深い・・例えて言うと刺身を食べていて“あ?なんかこれ海の味が・・”とでも言うような、ジワッとした滋味あふれる煙を与えてくれます。 でも、初めは前傾しているボウルに不慣れで吸いにくく苦労した記憶があります。 ジョンコットンズのNo.1とかキャプスタンをよく吸いましたね・・。
英国パイプはこうでなくっちゃ!と思わせる取って置きの一本です。
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